札幌すぎな園

施設紹介

 札幌すぎな園では、知的障がいの程度が重度もしくは最重度の利用者が全体の約90%を 占めています。知的障がいに加え、他の疾病や肢体不自由などが重複している利用者も年々 増加しています。また、自閉症スペクトラムの方も多数おられ、それぞれ 個別的・専門的な支援・処遇(TEACCHプログラムなど)に取り組んでいます。
 また、平成14年4月から知的障がい者通所部(定員10名)を併設し、在宅支援を行っています。

【TEACCHプログラムとは…】
自閉症児(者)やコミュニケーションに障がいがある方のための 治療と教育の方法です。

【自閉症スペクトラムとは…】
自閉症を広くとらえた概念で、自閉症児(者)に対する支援を 必要とする。


平成15年度より障がい者福祉の制度が大きく転換し行政の「措置」ではなく、 一人ひとりの利用者との「契約」によって当施設を利用して頂くことになりました。 出来る限り利用者一人ひとりに視点をあてた支援を目指しています。

■強度行動障がいへの対応
 様々な状態で現れる「行動障がい」ですが、それは利用者に対する理解の不足や 混乱を招く生活環境・日課などの支援する側の専門的知識の不足が大きな要因と なっていました。そこで、平成15年度に強度行動障がい特別支援加算費を申請し、 寮の改修・整備を行い、専門の常勤職員及び精神科医師・臨床心理士(非常勤)の 配置を行いました。また、強度行動障がいを持つ利用者の中には自閉症者も多く含まれて いるためTEACCHプログラムを取り入れた支援を始めています。
    カードフォルダー



■高齢化・機能低下の進む利用者への対応
 利用者の高齢化や機能低下等の重度化が進む中、週1回の医師回診、定期検査、 健康診断等において札幌あゆみの園と連携し医療体制の強化を図っています。また、 日常観察、疾病の早期発見、看護サービスの向上に努めています。日常生活については、 ゆったりと本人のペースに合わせた支援をし、無理のない日課の組み立てをしています。
<年間医療計画>
歯科検診4月(全員)
健康診断春期5月、秋期10月
婦人科検診6月(30歳以上の希望者のみ)
定期検査月1回(採血・検尿・血圧・体重測定)
定期検診週1回、医師回診
■トレーニングハウスの開設
 平成15年度、地域での生活支援を現実のものとしていくために市街地に住居を確保 することができました(トレーニングハウス)。これまでも施設敷地内の自立訓練寮において 小人数での自立生活を支援してきましたが、それを発展させ地域での生活に向けた支援を 展開していく場として開設しました。
■日中活動(作業)
 利用者の生活を支える上で日中の活動(作業)は欠く事のできない大きな意味を 持っています。障がいの重い利用者にとっては作業という枠の中には入らない活動内容を 必要としている方も多く、それぞれの興味や障がいの程度に応じた「活動」を提供して います。現在、当施設では5つのグループに別れ週に4日(月・火・木・金)活動しています。

DREAM STONES
手先を使った作業がメインの活動グループです。手作りはがきや ビーズアクセサリーは、すぎな園やお祭りの時に販売しています。 ビーズ作り
ビーズ作り
白旗山クラブ03

ILカンパニー
比較的に作業能力が高いグループです。TEACCHプログラム等で自閉症者 への支援の強化を図り、一人ひとりが混乱なく作業に参加できるように支援しています。  
あしすと
高齢化・障がいの重度化が進んだ利用者を対象としたグループです。個人の心身の 状況により活動が可能な限り、健康に配慮し楽しく生きがいの持てる生活の支援をしています。 園芸や自然の植物を使った作品の制作などをしています。2003年からは特にハーブの栽培に 力を入れ、夏にはすてきなガーデニングコーナーも完成させました。
ガーデニング ガーデニング
ガーデニング
おあしす
強度行動障がいを有する利用者の活動グループです。利用者の混乱を最小限にする ため活動内容を明確にし、安定した毎日になるよう支援しています。 散歩
散歩


施設マップ    年間行事

HOME